シマリス諭吉と漱石の日常
2006年 07月 10日
動物を飼うという責任
この内容は、くるみさん「幸せなのは野生か家リスか?」という記事にTBさせて頂いています。

いつも楽しく拝見させて頂いているくるみさんのトコからトラックバックを頂いた事もあり、自分なりに考えている動物の飼育に関して思う事を書いてみようと思います。ちょっと長くなると思いますので、シマリス以外の動物に興味が無い方はダラダラ長いだけに思われるかも…

シマリスに限らず、人間に飼育されている動物は、自然環境に置かれている動物とは根本的に違うものだと常々思っています。それは外敵からの保身、食糧確保の手段、天候などの環境に左右される点など、様々な点で異なりをみせていると思います。大型動物を飼育している動物園やサファリパークなどにしても、人間の飼育が入っている環境は、家庭のペットと大差はないと考えています。

では、なぜ動物を飼うのか?というと、多くの方は動物による癒しを求めているからだと思います。動物を飼育することで、その動物に対する興味も深まるでしょうし、また愛情を抱く事だと思います。その動物によって生態も異なりますし、各種族によって対応も異なると思います。

多くの方がペットと云えば犬と猫を真っ先に思い浮かべると思います。他にも鳥やハムスター等の小動物もペットとしての認知度は高いと思います。中には飼育が非常に困難と言われる爬虫類や両生類をペットとして飼育する事も少なくなくなってきていると思います。

かくいう僕も、過去には非常に多くの動物達を飼育していました。中には全長8Mにもなるといわれるアリゲーターを飼育していた事もありました。我が家の畑に逃げ込んでいた、得体の知れないオオトカゲを飼育していた事もあります。キジや観賞用の金鶏、祖母はミミズクなども飼育していました。犬も相当数飼育していましたし、リスやハムスター、鳥類は多くの種類を飼育してきました。今でこそ珍しくなくなった陸ガメも数種類飼育していましたし、その都度様々な問題点に悩んだことが思い出されます。

犬や猫に関する書籍や情報は、近年のペットブームにより、加速度的に情報が氾濫していますが、小動物に関していえば、まだ一部のマニアックな人が飼うものだという認識に近いと思います。犬や猫は家庭に入り込んでからの歴史も非常に長く、有史以前から飼育されてきているという事にも代表される程、歴史のある愛玩動物になっています。当然、他の動物に比べ、比較にならない情報が手に入り易い事は当然の事だと思います。

ここではシマリスのブログという事もあり、シマリスに限った話をしようと思います。シマリスは本来、自然下では単独行動をとる生き物だと言われています。繁殖期ですら単独行動を行い、交尾の際だけ心を許すと云われています。それ以外は常に単独で行動し、テリトリー意識の強い生き物だと言われています。

自然下ではシマリスは被捕食生物に位置付けられる生き物になります。当然、常時外敵からの保身に細心の注意を払いながらの生活をしていると思います。また、自然下では常時食料が豊富にあるという保証はなく、食料を調達する事に一日の大半を費やしていると云っても過言ではないでしょう。体調を崩しても治療などは当然有り得ませんし、怪我をしてそのまま生命を落とす事もあるでしょう。

対して人間の手で飼育されているシマリスは、自由に行動をとる事は制限されてしまいますが、外敵からの保身を考える必要はなく、また食料も人間が給餌してくれます。体調が悪ければ病院での治療も施されますし、怪我をしても人間の手で治療して貰えます。

全てが対極にあり、どちらも優劣をつけるという意味合いのものではありません。これは比較すること事態、意味がない事だと思っています。あくまでも自然下での生態を配慮にいれた上で、飼育環境を整えてあげる事こそが重要だと考えています。

ただ、人間が飼育するに際して、その動物の本能を活かした飼育を心掛ける事は必要だと思っています。当然、各種類に沿って飼育の内容は変わってくると思いますが、シマリスに関していえば、単独行動を主軸に、本能の欲求を満たす様な環境作りが望まれると思います。穴を掘ること、木登りをすること、捕食の本能を満たすことなど、考えれば考えるだけ様々なバリエーションが浮かんでくると思います。

当然、飼育下の環境により、色々な面でそれらを満たす事は困難な場合も多いと思います。それらを自然環境と異なるからといって、非難する事は出来ないとも思います。人間の生活の中で飼育される動物は、明らかに自然環境下に生きる動物とは異なるものだという認識が重要だと思います。

飼育環境の中に、なるべくその動物固有の本能を満たす事が出来る環境を作る事が望ましいと思いますし、全く自然環境を飼育環境に当てはめる事とは異なると思います。当該環境下に於いて、なるべくその動物の持つ本来の姿を阻害する事がない飼育環境で、その動物の生命を預かるという認識で接する事が、人間の都合で迎え入れた動物に対する最低限の責任だと思っています。

我が家の諭吉と漱石に関していえば、劣悪な環境下での長期間の体験がベースにあり、単独行動をとる事にストレスを感じているという事が感じられます。狭いケージの中(小鳥の飼育用ケージに入れられていました)で常に諭吉と漱石は同じ巣箱の中で暮らしてきていた事が、諭吉と漱石の生活スタイルに多大な影響をもたらせていると考えられます。

本来なら、諭吉には諭吉のケージ、漱石には漱石のケージという形にすべきなのかも知れません。ただ、以前のシマリス達も、同一ケージに多頭飼いをして問題が生じなかった事もあり、暫くは様子を見ようという判断の元に、我が家では1ケージで二人を育てている環境となっています。

色々と試行錯誤を繰り返し、時には大きな間違いや失敗もあるかと思います。その都度、動物達に色々と教えて貰っているという考え方の元に、今後の生活環境をよりよい物に改善していく為にも、常に広範囲にアンテナを張り巡らせて飼育すべきだと思っています。

単にダラダラと長くなってしまいましたが、動物の飼育に関しては正解はないと思っています。各自の判断のもとで、多くの動物たちが幸せに暮らしていける事が、一番大切な事だと思います…



----------------------------------------------------------------------------------------------------------

諭吉と漱石を広く知ってもらいたいと、ブログランキングに参加してみました。。。
よろしければポチっとクリックお願いします。⇒⇒⇒   にほんブログ村 ペットブログへ
よろしければポチっとクリックお願いします。⇒⇒⇒   人気ブログランキングへ

[PR]
by ハム♂ | by chipmunks2 | 2006-07-10 23:02 | 日常
<< 早起きと穴孔きクルミ 諭吉と漱石は贅沢な涼部屋暮らし >>

シマリス 諭吉と漱石

シマリス 諭吉と漱石